こんにちは!未来 Real Estateの平澤です(^^)
オープンハウスで中古住宅を品定めするときには、
どのような点に注意を払えばいいのでしょうか。
私たちプロが考えるポイントを、3つ紹介いたします。
1. 「基礎」よりも「床」を見よ!
中古住宅を見る場合にはまず足元を見よ、というのが一般的です。
つまり、基礎部分の傾き、ひび割れ、床下換気口の中、
シロアリの害の有無、といったところに注意せよ、というわけです。
全くもってその通りですが、オープンハウスはいわば、
各不動産業者の看板商品です。
どの業者でも、明らかに状態の悪い中古住宅をわざわざ看板にはしません。
オープンハウスの場合、そういった所よりも、
キッチン、リビング、床の間など、
傷みやすい部分である床の沈み込み、傾きの程度を
確かめることに時間をかけましょう。
直ちに修理を要する状況なら、
その工事費用の工面も考えておく必要があります。
土地・建物価格とリフォーム費用の合計がその物件の真の価格なのです。
2. クロスは「壁」より「天井」を見よ!
長い年月のうちに、壁のクロスが傷むのは仕方がありません。
何かのはずみで破れることもありますし、
うっかり汚してしまうこともあります。
荷重がかかる部分にはクラック(小さなヒビ)も入ります。
しかし、これらはそれほど大した問題ではありません。
多少の汚れはメラミンスポンジで落とせます。
クロスの張替えは、施工面積が小さければ
そんなに大仕事でもありませんので、
破れがあればさっさと張り替えてしまうのも手です。
クロス関しては、注意を払うべきは壁より天井でしょう。
天井クロスがたるんでいたり、
一部だけ真っ黒に汚れていたりしたら、
過去に雨漏りがあった証拠です。
きちんと修繕されているかどうかを担当者や売主に確認してください。
3. 日当たりは現地で確かめよ!
曇や雨の日には、日当たりの具合がよくわかりません。
オープンハウスに着いたら、まず方角を確かめて、
家の主たる採光部がどの窓になるのかを見極めてください。
それらが分かれば、季節ごと、時間帯ごとの日光の入射量は、
雨の日でもかなり想像できます。
北道路で南側隣地に建物が建っているのに意外に日当たりが良い、
という物件の例が結構あります。
逆に南向きで日当たりが良すぎるために常にまぶしく、
かえって暮らしにくい、なんてこともあります。
物件情報に出ている表面的なスペックだけをみて判断するのは、早計です。
やはり現地をじっくりご覧になって、
周囲の環境も含めて調べてみることが大切です。
北道路、西道路の物件にも、良いものはたくさんあるのです。
最後に・・・
当社は週末に、新築戸建住宅の現地販売会や
中古戸建住宅のオープンハウスなどを頻繁に開催しております。
平日しかお時間がつくれない方でも
ご都合に合わせてご案内いたしますので、
是非お電話やメールでお気軽にお問い合わせくださいませ(^^)/