不動産を売却する際の物件資料とは?本当に必要なのかも解説

吉田 雄一郎

筆者 吉田 雄一郎

不動産キャリア14年

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不動産を売却する際の物件資料とは?本当に必要なのかも解説

不動産の売却時には、土地の権利に関わる書類や建物の場合、鍵など、多岐にわたる資料を準備しなければなりません。
ものによっては購入希望者に事前に提示できれば、交渉が優位に進められたり、必要以上の価格交渉を退けられるものもあるため、有効活用しましょう。
本記事では、不動産を売却する際に必要となる物件資料とはどのようなものがあるのか、準備する必要性について解説します。

不動産の売却時に提示が求められる物件資料とは

不動産の物件資料とは、家や土地の詳細情報がわかる資料になります。
具体的には、家の登記簿やマンションであればパンフレットなどがあれば、所有者や不動産の概要がわかるでしょう。
より詳細な内容が記載された管理組合の会則や議事録、管理規約なども同じです。
また、売り手がいると想定した場合は、地盤調査報告書やインスペクションの実施についての情報が記載された書類も立派な物件資料になります。
地震が頻発する日本において地盤が強固であるとアピールできれば、大きな安心感を提供できるでしょう。
とくに、中古物件の購入を考えている人からすれば、インスペクションは重要な項目です。
物件の劣化状態やマイナスポイントを、あらかじめ第三者が評価してくれるため、良い情報と悪い情報の両方が入手できます。
メリットとデメリットを知ったうえで購入の判断ができるため、書類として準備できるとよりスムーズに取引が進むでしょう。
概要がわかるものから、何かしらの調査をおこなった形跡のわかるものなどが当該資料に該当します。

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不動産の売却シーンで物件資料は必要になるのか

結論からお伝えすると、土地や建物など何かしらの不動産を売ろうと考えているなら、物件資料はマストで用意しましょう。
内容についても、より詳細で、買い手が魅力を感じるであろうポイントがたくさんアピールできるような資料があれば問題ありません。
理由は、そういった情報があればあるほど不動産が売りやすくなるからです。
これらの書類は、取り寄せる手続きをおこなってから手元に届くまで時間がかかるものもたくさんあります。
いざ、購入希望者が現れたときにさっと書類が提示できるようにしておかなければなりません。
不動産を売却しようかと考え行動に移す前段階から、書類の準備も並行してできると良いでしょう。

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まとめ

不動産を売却する際に、物件にまつわる各種資料はあればあるほど良いです。
物件の価値が認められれば売却価格をさほど下げなくても良いですし、インスペクションを実施していれば売却後の買主からのクレームを防ぐ効果もあるでしょう。
売却を考えるなら早い段階で準備しておくのをおすすめします。
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