届かぬ情報や避難の遅れから感じること

地域

こんにちは。
未来 Real Estateの平澤です。

台風19号で被害に遭われた方やそのご家族、あるいは現在も警戒に当たっている方、避難を余儀なくされている方に心からお見舞いを申し上げます。
救出や復旧活動に携わっている方々に敬意を表します。


各地の被害状況や交通機関の影響など完全に把握し切れていない状況でありますが、私ごとでありますが、親類が水害にあっていることから、今一番に感じていることをブログを通じて書いております。


前々から感じてはいたのですが、いわき市は人口に対しての避難所が少ないように思います。水害となると、避難出来る場所は更に限られてしまっています。
自治体などの危機管理はこれから重要視されていくのでしょうか。


大概の方が避難所へ避難に行っても、車がおけなかったりで、避難を諦め自宅待機や高台の路駐を選ばざるを得ません。

つい先日まで台風15号の千葉の災害状況をメディアなどで散々報道されていましたが、実際、自分の身のことになると、「これまでに経験したことのないような大雨」などと報道されたとしても、「ここまでは水は来ないだろう」などの自己暗示の正常化バイアスが、かかりがちになってしまう方が多かったと思います。


テレビなどでも、増水して黒い水が勢いよく流れる箱根からの映像や、河川敷のグランドなどが水没してしまった多摩川からの中継レポートなど報道されていましたが、まさかここいわき市でも、このような状況になるとは想像しておりませんでした。


12日の夜は、テレビや新聞サイトの『マクロな情報』とツイッターなどの地域の情報では大きなギャップを感じました。


中継された場所が、たまたま自宅の近くだったりすれば、河川の増水などを類推出来るかもしれませんが、確率はそう高くありません。


福島県や宮城県などで死者は計80人以上になってしまっています。
捜索活動は今も続いており、行方不明の方が早く戻ってこれることを祈るばかりです。


いわき市の動きも、毎日いろいろな事が更新されていて、周りとの情報の共有が、とても重要な事も学びました。


水没した家をリフォームするにあたっても、今後日本でのいわゆる「スーパー台風」への警戒を考えなくてはなりません。


ハザードマップから分かること、住宅の建て方など、台風は地震などと違って対策をするリードタイムがあるので、準備できることはたくさんあります。
その反面、ネットを利用しにくい高齢者らに、いかに正確な情報を早く伝えるかという課題もあります。


「自分は大丈夫」、だとは思わない防災意識が一番大事なことだと感じています。

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