不動産を売却する際の売り出し希望価格の決め方は?決めるコツも解説

吉田 雄一郎

筆者 吉田 雄一郎

不動産キャリア14年

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不動産を売却する際の売り出し希望価格の決め方は?決めるコツも解説

土地や建物を売りたいときには、不動産会社に依頼して買い手を探してもらうのが一般的です。
ところで、物件を売るにあたって、売り出し希望価格を設定するのをご存じでしょうか。
この記事では、売り出し希望価格の決め方のほか、決めるうえでのコツについても解説するので、土地や建物を売却予定の方はお役立てください。

不動産を売却する際の売り出し希望価格の決め方

土地や建物を売るときは、購入希望者を募るうえで物件の価格を示します。
これが売り出し希望価格と呼ばれるものであり、決めているのは売主自身であって、不動産会社ではありません。
売主は、不動産会社から提示される査定額などをもとに、自分の判断によって自由に設定可能です。
ただし、成約においては売り出し価格通りに契約できるとは限らず、購入希望者からの値切り交渉を受けるケースが多くを占めています。
土地や建物には相場があり、査定額は売却するうえでの適正価格を示していますが、売主のなかには売り出し価格を査定額よりも高い金額で設定する方がいます。
相場よりも高い物件は購入希望者が現れにくく、成約に至らないケースが珍しくありません。
だからと言って安く設定すると、売買契約を結べたとしても損をした気持ちになる可能性があり、注意が必要です。
売り出し価格の決め方は売主の自由ではありますが、査定額を参考にするなど、慎重に設定するようにしましょう。

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不動産を売却する際の売り出し希望価格を決めるコツ

売り出し希望価格は、不動産会社から提示される査定価格どおりに設定するのがポピュラーな方法です。
また、急いで売る必要がないケースにおいては、あえて相場よりも高い金額で売り出し始め、売り出し価格以上での成約を狙っても構いません。
売り出し希望価格の他に、売却希望価格と売却可能価格を決めてから取り組むのが上手なコツであり、相場よりも高い売却希望価格での設定を不動産会社へ相談してみましょう。
時間的に余裕があるのは高額で契約できるチャンスであり、購入希望者の状況に応じて段階的に価格を下げていく作業にチャレンジできます。
一方で、早く売りたいときは最初から価格を下げるのも1つの方法です。
相場から2割まで下げると不動産会社に買い取ってもらう際の価格とあまり変わらなくなるので、価格を抑えるとしても1割程度が妥当かもしれません。

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まとめ

土地や建物を売りに出すときの売り出し希望価格は、売主の判断によって決めるものです。
設定にあたっては、不動産会社から提示される査定価格などを参考にすると良いでしょう。
時間的に余裕があるときは、あえて相場よりも高い金額で取り組むのが得策かもしれません。
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