根抵当権付き不動産の売却方法は?手続きの流れや注意点についても解説

吉田 雄一郎

筆者 吉田 雄一郎

不動産キャリア14年

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根抵当権付き不動産の売却方法は?手続きの流れや注意点についても解説

根抵当権が設定された不動産を売却するには、通常の売却手続きとは異なる注意点や手順が求められます。
とくに、元本確定や金融機関との交渉、抹消登記など、専門的な知識と慎重な対応が必要です。
本記事では、根抵当権付き不動産の売却を検討されている方に向けて、流れや注意点を解説いたします。

根抵当権の特徴

根抵当権は、極度額の範囲内で繰り返し借り入れや返済が可能な担保権であり、主に事業資金の融資に利用されます。
通常の抵当権とは異なり、特定の債権に対する担保ではなく、将来発生する債権も含めて担保する点が特徴です。
そのため、借入金を完済しても自動的に根抵当権が消滅するわけではなく、抹消するには債権者との合意が必要となります。
また、根抵当権の設定登記は一度おこなえば、追加の登記手続きなしに融資を受けられるため、登記費用や手間を削減できます。
ただし、元本確定をおこなうと、根抵当権は通常の抵当権と同様の扱いとなり、追加融資ができなくなるため注意が必要です。

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根抵当権の付いた不動産売却の流れ

根抵当権付き不動産を売却する際は、まず残債務の確認と不動産の査定をおこない、売却代金で完済可能かを判断します。
また、完済が可能な場合でも、根抵当権の抹消には債権者の同意が必要であり、交渉が必要となることがあるため注意が必要です。
交渉が成立したら、元本確定をおこない、担保される債権をその時点の残債務に限定します。
さらに、元本確定後は、根抵当権が通常の抵当権と同様の扱いとなり、抹消登記の手続きに進むことができます。
なお、抹消登記は、司法書士に依頼するのが一般的で、費用や必要書類を事前に確認しておくことが大切です。

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根抵当権の付いた不動産を売却する際の注意点

根抵当権付き不動産の売却では、元本確定後に再び根抵当権に戻すことはできないため、将来的な融資の可能性を考慮する必要があります。
また、抹消登記をおこなわないまま売却を進めると、買主が予期しない債務を負うリスクがあり、トラブルの原因となります。
とくに、元の債務者が新たな借り入れをおこなった場合、買主がその債務を知らずに不動産を取得することになりかねません。
さらに、根抵当権の抹消には債権者の同意が必要であり、交渉が難航する場合もあるため、早めの対応が求められます。
これらのリスクを回避するためにも、専門家の助言を得ながら慎重に手続きを進めることが大切です。

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まとめ

根抵当権は、繰り返しの借り入れが可能な担保権であり、完済しても自動的に消滅しない特徴があります。
売却時には、残債務の確認、債権者との交渉、元本確定、抹消登記といった手順を踏む必要があります。
元本確定後は、再び根抵当権に戻すことができず、抹消登記を怠るとトラブルの原因となるため、注意が必要です。
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