こんにちは!未来 Real Estateの平澤です(^^)
長かった梅雨も開けて、本格的な夏ですね♪
いきなり暑すぎる夏です~(^_^;
気づけば8月!
今年の夏の思い出はなににしようか、今から楽しみですね♪
平澤はとりあえず、色んなかき氷をたくさん網羅したいです(^^)
さて、今日のブログは、、、
不動産の物件資料などの項目にある『徒歩時間』の解説です!
不動産の物件資料でよく見かける“徒歩○分”。
公共機関を利用する方だけでなく、
学校までの距離を気にする親御さん、学生さんが気にするポイントですよね。
この時間表示、
「どんな計算で時間を決めてるの?」
「どうしてこうなったの?」と不思議に思う方も多いはず。
今回は、その疑問をご説明しましょう。
よく、広告などで見かける、“徒歩○分”の表示。
家から学校(他にも、駅やバス停)など歩いてかかる時間のことを指し、
不動産用語では、徒歩所有時間といいます。
距離は、実際に歩いてかかる時間を表示するため、
出発地から目的地までの直線距離ではなく、
実際の道のり(道路距離)をもとに距離を表示しています。
ここで、誤解しがちな2つのポイントを押さえておきましょう。
◆ポイント1
大きな駅やスーパー等が目的地の場合、目的地の出入口では
なく、一番近い敷地部分までの距離を表示します
上の図をご覧ください。
これは、わが家からスーパーまでの距離を表示した図ですが、
不動産表示の場合、わが家~スーパーの敷地までの、
オレンジ色のポチポチ部分が徒歩所有時間となります。
実際は、スーパーの出入口までだと思う方が多いと思いますが、
スーパー敷地内から出入口までの、
紫色のポチポチ部分は距離に含まなくてもよいのです。
◆ポイント2
信号・踏切を横断する際の待ち時間などは含みません
道路を歩く際は、信号待ちをする場合がほとんどですが、
個々に異なる待ち時間の信号や横断歩道の昇降時間は、
ふくまなくてもよいとされています。
そう、徒歩所有時間とはただひたすらに目的地まで歩く時間なんです。
では次に、分数の算出方法についてご説明します。
徒歩所有時間は算出基準が定められていて、
不動産広告に掲載されている分数は、
以下の基準をもとに計算しています。
では、実際に徒歩何分になるかを求めてみましょう!
上の表を元に計算します。
まず、対象地からの距離(道のり)を徒歩で表示したい場合は、
1分あたりの距離80(m)・車利用の場合は1分あたりの距離400(m)で割るだけです。
◆ポイント3
1分未満は切り上げて1分とします
例)500mの徒歩所有時間の計算
500÷80=6.25
【徒歩所有時間7分】
例)500mの車を利用した場合の所要時間の計算
500÷400=1.25
【車利用での所要時間2分】
ここで、ひとつ気になりましたでしょうか?
どうやって、1分を80mにしたのでしょう。
その根拠をご説明いたします。
◆徒歩1分=80mの理由
1分が80mって、どうやって決めたの?
この基準は、実際に健康な女性がハイヒールを履いて歩いた平均の分数を計測して決められました。
この時の平均分速が80.3mだったことから
【徒歩1分=80m】という基準ができたと言われています。
昔の女性って、早足だったんですね!
徒歩所有時間、おわかりになりましたか?
ひとえに徒歩所有時間といっても、公正に表示するための基準があり、
そのために実際の時間と誤差が生じているんですね。
都心よりも歩くスピードがゆっくりないわきでは、ちょっと多めに時間を見ておくといいかもしれません。
また、通る道順によっても時間が若干異なることがあります。
当店では、基本的に車が通れる道で算出していますので、
逆に、人しか通れない路地を通ることが可能な場合は、
時間を短縮することができます。