こんにちは!
未来 Real Estateの平澤です(^^)
皆さんは、今、『近居』という暮らし方が
沸々と人気になってきているのをご存じですか?
ほどよい距離感が人気の秘訣
「近居」の定義は明確ではありませんが、
概ね徒歩で行き来できる範囲内に祖父母と親子の住まいがあること
だとされています。
病気や子育てで困ったときなどに助け合いができつつ
日常生活では一定の距離を置くことができるため
ちょうどいい距離感だと人気を集めています。
もちろん同居でも助け合いを行うことはできますが、
生活圏が近すぎると互いに気を遣いすぎてしまうなど懸念もあります。
今回は近居のメリットとデメリットをいくつかご紹介します(^^)
近居のメリット
1. ヘルプを頼める
子育てのヘルプを頼める、これほど助かることはないでしょう。
子育て中は様々な行事やイレギュラーなことが起こるものですよね。
親である自分自身も歳を重ね、何が起こるかわからない年代となってきます。
2.祖父母から子育てを学べる
子どもを産んで自分が親になったとはいえ、自分たちの親から見れば
まだまだ子育て初心者。祖父母と孫の触れ合いを見ながら、
彼らの子育て法を学べます。特に子どものギャン泣きや
イヤイヤへの対応は大変ですが、
祖父母世代は気分転換をさせることが上手いように感じます。
3.子どもにとって信頼できる大人が増える
親はどうしても責任感から子どもに厳しくなりがちですが
一方で祖父母たちは親より余裕がありますし、
責任感はそこまでありません。
ある意味子どもにとって『良い逃げ場』となってくれます。
4.介護離職の回避
介護の問題が発生したときに、近居、同居など近い位置で介護する
ことができれば、子ども世帯も介護の手間が省けます。
近年、介護離職が社会問題になりつつありますが、
移動時間や交通費を省くだけでも介護離職のリスクは減ります。
純粋に介護のしやすさだけをみたら、同居が一番なのかもしれません。
ですが、同じ家でずっと一緒に過ごしていると、
介護疲れに陥りやすいとも言えます。
リフレッシュという面を含めると、やはり近居のメリットは大きいです。
5.自治体の補助金が受けれとれることも
未来 Real Estateがあります、ここ「いわき市」では、
市の補助制度の中に【三世代同居・近居支援事業】という枠がありまして、
その内容は、いわき市内で三世代以上の世帯が、
新たに同居もしくは近居(※1)を行うために、
住宅の新築または取得(新築・中古)や、既存住宅等の増改築を行う際に、
最大で110万の補助金を交付してもらえる制度です。
※1:いわき市での『近居』とは、親子又は子の祖父母が住所変更を行い、
親子と子の祖父母が居住するそれぞれの住宅の、敷地直線距離
が概ね2キロメートル以内にあること。
近居のデメリット
1.距離感が難しい
どんなに良い義両親であれ、距離が近すぎると難しくなるもの。
イライラや怒っている様子をお互い見せ合うこともありますし、
馴れ合いからくる揉め事なども起りやすくなります。
2.『孫ブルー』にご用心
デメリットと言うより注意しなければならないことですが、
祖父母が「頼られすぎて自分の生活が乱される」「体力がおいつかない」
ということも。彼らの負担にならないように予定や体調の兼ね合いをみて
その都度調整できるといいですね。
他にも「口出し」や「過干渉」「価値観の相違」などもあげられますが、
不本意な結果にならないように、相性をよく見極めなければなりません。
お互いにルールを決めたり、
意見を言い合える関係性を構築していくのが大切です。
まとめ
近居が支持されるのは、多くの理由があります。
「親の近くに住まう」という選択肢は、
これからのスタンダードになっていくかもしれません。
同居というと、後戻りができない雰囲気がありますが、
近居ならばより手軽にすることができますし、
万が一うまくいかなくとも失うものは少ないです。
興味がある人は、積極的に検討してみてはいかがでしょうか(^^)