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隣人に土地を売ってほしいと言われた理由は?メリットと注意点も解説

吉田 雄一郎

筆者 吉田 雄一郎

不動産キャリア14年

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隣人に土地を売ってほしいと言われた理由は?メリットと注意点も解説

隣人から土地を売ってほしいと言われたら、なぜ急に話を持ち掛けてきたのか不安に思う方もいるでしょう。
申し出に応じ土地を売っても構いませんが、いくつかの注意点があります。
今回解説するのは、隣人から土地を売ってほしいと言われた場合の理由はなぜか・隣人に土地を売る場合のメリットや注意点はなにかです。

隣人から土地を売ってほしいと言われたのはなぜ?

隣人から土地を売ってほしいと言われた場合の理由として考えられるのは、2つの土地を合わせることで価値が上昇する場合です。
接道部分の長さが長くなる・不整形地の状態を解消するといったことが起きると、建築条件が変わりより良い建物を建てられるようになる可能性があります。
隣人が相続で土地の所有者になっている場合、税金対策で土地を売ってほしいと申し出ているのかもしれません。
相続税は1,000万円の現金を持つより、1,000万円の土地を持っているケースのほうが安くなります。
評価額が低い隣の土地を購入しておけば相続税の節約になると考え、隣の土地を買いたいと申し出る方は珍しくありません。

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隣人に土地を売ってほしいと言われた際に売るメリット

隣人から土地を売ってほしいと言われた場合、相場より高く買ってくれるかもしれません。
昔から、隣の土地は借金をしてでも買えと言われることがあります。
一般の不動産市場で買い手を探しても買い手が見つかりにくい土地であれば、良い価格で買ってくれるチャンスを逃さず隣人の方に売ってしまうのも良いでしょう。
もう1つのメリットは、隣人ならその土地の価値・特性を理解していることです。
このことにより、契約条件などの話し合いがスムーズに進みやすくなります。

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隣人から土地を売ってほしいと言われた場合の注意点

隣人から土地を売ってほしいと言われた場合、まずは希望価格が適正かどうか調べる必要があります。
自分でも相場価格を調べたり不動産会社に査定を依頼したりして、相手の希望価格が不当に安い金額でないかチェックしましょう。
適正価格で売れる場合でも、それぞれの土地が狭くなって価値が下がらないか・建築条件が変わらないか確認することが大切です。
もう1つ、個人間での不動産売買はトラブルが発生しやすいことにも注意しなければいけません。
買主・売主双方が売買に合意している場合でも、不要なトラブルを避けるため不動産会社に仲介をお願いするのがおすすめです。

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まとめ

隣人から土地を売ってほしいと言われた場合に考えられる理由は、隣の土地を買うことで価値が上がることです。
その場合、相場より高く買ってくれることが考えられます。
売ることにする場合、不要なトラブルを避けるため不動産会社に仲介を依頼するのがおすすめです。
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