マンションは年々資産価値が減少していくため、新築で購入してもなるべく早めに売却したいと考える方もいます。
購入したマンションを3年で売却するとさまざまなメリットを得られますが、デメリットもあるため注意が必要です。
今回は、新築で購入したマンションを3年で売却するメリットやデメリット、注意点についてご紹介します。
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新築で購入したマンションを3年で売却するメリット
購入したマンションを3年以内に売却すると、時間をかけずに早期売却できる可能性が高まります。
築5年以内の中古マンションは希少価値が高く、需要があるためすぐに売れる可能性が高いのです。
また、資産価値が高い状態で売却できるため、比較的売却価格が高くなります。
さらに、都内の立地が良いエリアにあるマンションなど、条件が良ければ買ったときより高く売れるマンションもあるでしょう。
とくに再開発が進んでいるエリアなどは、売却価格が高くなる可能性が高いです。
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新築で購入したマンションを3年で売却するデメリット
新築で購入したマンションを3年で売却してしまうと、所得税と住民税が高くなります。
所有期間が5年以内の不動産については、売却すると短期譲渡所得が適用されるため税率が高いです。
所得税と住民税の税率を低くするためには、長期譲渡所得が適用される所有期間5年超のタイミングまで待つ必要があるでしょう。
また、3年でマンションを売却すると、住宅ローンがほとんど返済できておらず売却価格が残債を下回るオーバーローンになりやすいです。
オーバーローンになると、残った債務を自己資金で返済する必要があります。
基本的には購入価格よりも売却価格のほうが低くなるため、思っていた利益を得られないケースもあるでしょう。
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新築で購入したマンションを3年で売却する注意点
新築で購入したマンションを3年で売却する際の注意点は、売却によって住宅ローンを完済できるか確認することです。
現時点での住宅ローン残高と、所有しているマンションの相場額をチェックしてオーバーローンにならないかをチェックしましょう。
自分で住まなくなったマンションについては、賃貸に出す選択肢もあります。
売却するほうが賃貸に出すよりもメリットが大きいと感じられない限りは、売却の選択肢を選ばないほうが良いでしょう。
現在マンションがあるエリアなどの需要が高まっており、査定価格が高くなっているのであれば売り時と判断できます。
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まとめ
マンションを3年以内に売却すると、希少価値が高く早期売却できる可能性が高まります。
一方で、適用される譲渡所得税の税率が高くなるため出費は多くなるでしょう。
マンションを売却して住宅ローンは完済できるか、賃貸に出すよりメリットが大きかなどをチェックして売り時を考える必要があります。
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