こんにちは!
いわき市の不動産屋、未来 Real Estateの平澤です(^^)
モルタルとコンクリートと言えば、工事現場などで使われるものですよね。イメージもちょっと似たイメージではないかと思います。
しかし!この二つには違いがあるんです。
見た目的なことも含めて、あなたはその違いを答えられますか?
一体どんな違いがあるのでしょう。
今回は、そんなモルタルとコンクリートの違いについてご紹介します!
ではまず見た目の面から見ていきましょう。
実はモルタルとコンクリートには色合い的にはほとんど見分けはつきません。
どちらも一般的なコンクリートの色になってしまうからです。
ただ、まったく見分けがつかないというわけではありません。
モルタルの場合、固まるとつるっとした表面のものが出来上がります。
コンクリートの場合は、つるっとした感じはなく、モルタルよりもザラザラと粗くなってしまいます。
ではなぜこんな違いが生まれるのでしょう?
・モルタル
意外と知られていませんが、モルタルは
「セメント」「砂」「水」
を混ぜ合わせたものです。
モルタルの場合はどろっとした状態でも、固まった状態でもモルタルと呼ばれます。
・コンクリート
コンクリートの場合も
「セメント」「砂」「水」
という成分はモルタルと同じです。
そこに「砂利」を入れるとコンクリートが完成します。
コンクリートはどろっとした状態では「生コンクリート」や「フレッシュコンクリート」と呼ばれることもあります。
モルタルより、より強度が高くなるのが特徴です。
モルタルとの最大の違いである「砂利」は、粒で考えると、
砂よりも砂利の方が粒が大きくなります。
その分、強度は増すのですが、見た目には粗い感じになってしまいます。
強度の違いから、それぞれの特性を生かした使われ方をされています。
コンクリートのメリットはなんといっても強度。
特に鉄筋を組み合わせるとかなりの強度になることは、ご存知の方も多いと思います。
ですので、かなりしっかりと作っておきたい部分にはコンクリートが使われます。
モルタルのメリットは、つるっとした見た目です。
コンクリートの粗さを隠すために、仕上げとして使われることが多いようです。
また、コンクリートほど強度が必要ないレンガの接着などにも使われているようです。
それでは先ほどの先ほどご紹介した「セメント」についてご紹介しましょう。
これもモルタルやコンクリートと混同されがちですが、本当は使われ方がちがうものなのです。
・セメント
セメントには3つの種類があり「ポルトランドセメント」「混合セメント」「特殊セメント」がその種類です。
だいたい日本で使われているのは「ポルトランドセメント」で、クリンカと呼ばれる石灰石と粘土を混ぜて焼いたものと、石膏を混ぜてつくられます。
売られているセメントは基本的に粉状のものが多いです。
セメントは水を入れることで化学反応を起こし、固まる物質に変化します。
このように水を加えたものを「セメントペースト」と呼びます。
セメントペーストは肌に付くと皮膚炎ややけどの症状を起こしますが、固まると触ってもそういった症状は現れません。
使われ方は、基本的にはモルタルやコンクリートに混ぜて使うもので、単体で使われることはほとんどないようです。
表面をきれいに整えたいときは仕上げにモルタルを。
強度をしっかりと保ちたい部分にはコンクリートを使うといった使われ方があります。
見た目的にはモルタルの方がきれいですが、コンクリートと組み合わせることで、見た目にきれいで安心なものが作れると言えそうですね(^^)/