不動産投資で高利回り物件を購入するときのポイント
高利回りが必ずしもよい物件であるとは限りませんが、それでもやはり手元に残る収入は増やしたいものです。
本日は、実際に収入の見込める高利回り物件を見つけるため、その着眼点について考えてみたいと思います。
利回りだけで物件を判断しない
繰り返しになりますが、利回りだけで投資判断を下すのはよくありません。
利回りの高い物件の中には、買い手がつかないために価格を下げて、利回りを高く見せているケースがあります。
物件情報を踏まえて総合的に判断をしないと、高リスク物件を「高利回りだから」との理由だけで購入してしまうことになります。
たとえば、価格の安い物件の多くは築年数が古く、大規模なリフォームを必要とする可能性があります。
そのため購入費用が安いように見えても、賃貸物件として貸し出すまでには多額の修繕費用がかかります。
この修繕費用を考慮すれば、実質利回りは大きく下がることは容易に想像できるでしょう。
こうした物件を避けるために、まずは利回りの相場を知ることが大切です。
相場から見て異常に高い利回りの物件を見つけても、慎重に情報収集を進めるようにしてください。
特に、アパートやマンションなどの場合は、長期的に空室となっている部屋がないか確認しましょう。
空室リスクの高い物件なのかもしれません。
不動産投資のプロに相談する
リスクの高い高利回り物件を避けたければ、自分一人で判断せずプロに相談することをおすすめします。
不動産取引は買い手と売り手の一対一で行うことが多く、より良い条件の物件を見つけるには社会に出回っていないリアルな情報が必要です。
不動産投資セミナーへ参加するのも良いかもしれません。
周りに自分と同じような投資家がいますから、より気軽にプロから話を聞くことができると思います。